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コラム/資源

1トンからわずか3グラム!?
天然資源を使うという意味

リサイクルといえば「資源を守る」「環境にやさしい」そんなイメージがありますよね。ここではそのイメージを少し具体的にするお話をしたいと思います。
例えば価値のある金属でおなじみの金。山から1トンの金の鉱石を掘り出したとして一体どれくらいの金が採れるでしょう。一般的に約3グラムと言われています。1トンをほかのものに置き換えてみると、水が1リットル入ったペットボトル1000本分(フタや容器の重さは考えないでください)。じつにすごい量で重さです。そして3グラムは1円玉3個分。こちらはじつに軽いですね。こうやって考えてみると少しは実感が湧きやすいのではないでしょうか。仮に天然資源で指輪を1個作るのであれば、そのために4〜5トンの山を削らなければなりません。重機をたくさん動かし、多くの木を伐採しなければいけません。では指輪を100個つくるのでは、1000個、10000個つくるのであれば・・・。自然はどんどん破壊されてしまいますね。

もう一つアルミニウムを例に話をしてみます。アルミニウムの原料はボーキサイトという鉱石です。ボーキサイトから直接とれるわけではありません。まずアルミナ(酸化アルミニウム)を抽出し、アルミナからアルミニウムを取り出す形になります。鉱石を掘り出すところからアルミニウムの地金にするまで、多くの過程を経ますからエネルギーもたくさん使うわけです。これを100%のエネルギーを使っているとしましょう。対してアルミ缶をはじめとするアルミのスクラップからアルミを再資源化すると、使うエネルギーはたった3%。
排出されるCO2も少なくて済みます。だから、資源を有効に活用することが大切なのです。

金の話に戻りますが、加工したアクセサリーの99%は再生できることをご存知ですか。使わなくなってしまったアクセサリーもリフレッシュしていまどきのオシャレなデザインに変身しますよ。ちなみに川島グループではその役目をK–GOLDインターナショナルが担っています。

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