Kawashima Group|川島グループ企業サイト
  1. HOME
  2. > リサイクルの未来 > 再生事業から広がる挑戦 発芽玄米で目指す価値創造
コラムヘッダー
コラム/発芽玄米

再生事業から広がる挑戦
発芽玄米で目指す価値創造

コロナ禍に置かれて約1年。この期間は私たちの生活に大きな変化をもたらしました。まだまだ外出を思いきり楽しめないいま、世間では増えた「おうち時間」をいかに充実させるかということがどうやら注目されているようです。「おうちごはん」と称して食卓を楽しく豊かにすることもそのひとつ。その中で目に留まったのが、コロナ禍で発芽玄米市場が久しぶりに拡大している、という話題です。

ご存知ない方のために説明すると、発芽玄米は玄米をわずかに発芽させた米のこと。発芽することで酵素が活性化され、玄米よりも栄養価が高くなるといわれています。食物繊維やビタミンB群などが豊富に含まれ、中でもストレス軽減効果が期待できるGABA(ギャバ)は、白米と比べて圧倒的な多さ。血糖値の上昇に関わるGI値が低い食品としても知られています。記事によると、発芽玄米の市場が伸びるのは20年ぶりのことで、その背景には腸内環境への強い関心があるとしています。

じつは川島グループの中にも発芽玄米を手がけている会社があるのをご存知でしょうか。「再生事業を主とするグループで食品?」と意外に思う方もいらっしゃるかもしれません。これには不動産の再生事業が関わっています。いまからおおよそ10年前、長野県で発芽玄米を作っていた会社で活動継続が難しくなり、当グループで工場設備を譲り受けたことが始まりです。その設備を磐田市に移設して再び稼働させ、発芽玄米の製造販売を新たに手がけるようになったのが株式会社発芽玄米です。

発芽玄米は、ぬかの部分が軟らかいため玄米と比べて食べやすいのも特徴ですが、当グループが手がける発芽玄米は、国内で唯一取り扱っている「半生」の製法を用いてさらにおいしさや手軽さを追求。ドライ製法が主流である発芽玄米の分野で独自の価値を提供しています。その品質と食べやすさが認められ、高齢者施設、こども園や幼稚園、小中学校の給食にも導入され始めています。

発芽玄米は再生事業から始まったグループの新たな挑戦のひとつ。そして食は生活の質にも大きく関わる要素。ほかにはないふっくらもちもち食感のおいしい発芽玄米をおうちごはんにぜひ取り入れてみてはいかがですか。

TOP