資源リサイクルへ高まる関心
これからの注目は・・・
太陽光発電や蓄電池、EV(電気自動車)をはじめとするクリーンエネルギー自動車など。
持続可能な社会の実現を目指し、スマートエネルギーの分野がいま注目を集めています。
そんな中、目に留まったあるイベントに関する記事から今回はお話をさせていただきます。
そのイベントとは、世界最大級の再エネ総合展「スマートエネルギー Week」。
様々な技術や製品が一同に集うこの展示会に「資源リサイクルEXPO」が新設されるという内容です(※イベントはすでに終了)。
例えば、一般家庭にも普及が進んだ感のある太陽光パネル。
こちらは製品寿命や修理交換に伴い、2030年半ば頃から廃棄される使用済パネルの急増が予想されており、リサイクル技術の開発が急務となっているとのこと。
そして急速に普及が進んでいるEVに搭載される車載用電池のリユースやリサイクルにも同じように注目が高まっているといいます。
その車載用電池の代表格といえば、リチウムイオン電池。
じつは川島グループでも、EVリチウムイオン電池の再利用事業がスタートしています。
その事業を担っているのが、当グループの研究開発分野を手がけるシンコーフレックスです。再利用するリチウムイオン電池はゴルフカートやフォークリフトに使われる鉛電池の代替品として3倍以上の寿命が見込まれており、すでにゴルフカートでの実証実験も始められています。
興味のある方は、ぜひあわせてこちらのニュースもご覧になってください。
世の中には環境に配慮したさまざまな新しい技術・製品が生まれています。
ただし、それを導入するだけではなく、使い終わった後もどうムダなく生かしていけるか。
新エネ時代を迎えた今、その資源を活用するリユース・リサイクルの技術の行方にも注目です。